オープンキャンパス

公務員試験合格者の声

国土交通省 合格

自然環境保全科 2023年度卒業

馬場口 立樹さん

J-ecoに入学する前は大学生だった馬場口さん。大学時代~J-eco学生時代をインタビューしました。(※インタビューは2023年時の内容です )


大学時代には何を学んでいたのですか?

J-ecoに入学する前は海洋系の自然環境について学ぶ大学に通っていて、ゼミは昆虫系に入っていました。勉強していくうちに、海だけの知識でやっていくのは難しい、陸地や山についても勉強して、海、山どちらもできたほうがいいのではないかと思い始めました。


山や森についての勉強ができる学校を探しているとき、J-ecoを知りました。ホームページに掲載さているビオトープやドローンなどの授業にとても魅力を感じました。

J-eco学生時代で印象に残っている授業は?

美しいブナ林での実習 

1年生の野外実習です。まず野外にたくさん出れたのがよかったです。大学の時、コロナ禍ということもあり野外で実習をすることがあまりなかったので、実際に外に出て実習するのが新鮮でした。

野外で実際にがっつり採集したり観察したりするのが初めてでした。大学の時は昆虫や魚類が好きでしたが、本校の実習では、特に植物の識別作業が楽しかったです。

図鑑と標本を見て、種名と特徴のピースをはめる感覚がつかめるようになってきました。そして実際に野外に出て、植物を見た時に特徴や種名が分かるようになってきました。それからどんどん植物や樹木の魅力にはまっていきました。

研究室ではどんなことを学びましたか

図鑑を見て樹木を識別する 

僕は2年生で林業研究室に所属していました。 前期の林業の実習で樹木の識別テストが行われたのですが、前から勉強していたので結構分かりました!

樹木の種類が分かるようになると、森に入った時に森を細かく見れるようになります。前は森に入っても「全部木」みたいな感じだったけど、クロモジやウワミズザクラがあるな、という感じで分かるようになり、森の楽しみ方が増えました。

木工工作実習も好きでしたね。もともと工作が好きだったのもあって、工夫していろんなものを作るのが楽しかったです。おはし、スプーン、木箱、最後にネコバスのブックスタンドを作ったのも思い出です。

公務員試験で苦労したことは?

一般教養については今まで学んでこなかった分野もあってなかなか苦労しました。僕は苦手を克服するというより、得意分野を伸ばすスタイルにしました。

また1年生の前期は最初ということもありがんばれたのですが、後期になると少し気力が落ちました。でもここまでやったから最後までやる!ここでやめたら後悔する!と自分を奮い立たせ、もう後がないというのもあり火がつきました。

1年生の3月に模試があったのですが、時間配分が上手くいかずに最後の方の問題がよく解けなかったことがありました。でもそれをきっかけに時間配分のシュミレージョンができ、本番はうまくできました!

どんなことが合格に繋がりましたか?

研修途中に訪れた大内宿にて
けん玉も得意

先生たちと面接練習をたくさん行って、本番も練習した部分を質問されたので上手くできました。趣味でジャグリングをやっているのですが、その趣味から聞かれた時もあり、緊張もほぐれ自分のペースをつかめました!

初めは林野庁志望で面接で受けたのですが、国土交通省から連絡がきました。説明を聞きに行き、国土交通省でも河川やダムの管理、治山などを行うということで、自分が学んできたことを活かせると思いました。

合格したときはほっとしました。今までがんばってきてよかったです!親に報告したらめちゃくちゃよろこんでくれました。