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在校生インタビュー

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在校生インタビュー

2年生にインタビューしました!

自然環境保全科 向井 寿美玲 さん(岩手県出身)

小さな時から生き物が好き。環境の違いにより生物の種類や形態が変わるのがおもしろいと思っていました。

●授業の魅力を教えて下さい

週3で実習があるのが魅力です。授業の選択によっては週4の人もいます。また、2年生から所属する研究室では自分の好きな分野についてより学ぶことができます。

私は水辺の生き物も好きですが、水質調査に興味があり、水生生物研究室に所属しています。川などで生物調査を行う他、カヌーや釣り、水質の測定、プランクトンなども勉強します。

●クラスメイトはどんな人がいる?

全国から学生が集まっていて、専門の知識を持っている人もいるため、色々な刺激を受けます。魚類や昆虫の見分け方を、クラスメイトに教えてもらうことがあります。

私はもともと専門知識がなく、生物に詳しくなかったのですが、そのような人もたくさんいますし、楽しみながら覚えられるので安心してください。社会人経験者もいるので、話し方や考え方が参考になります。

●アパートの選び方のコツは?

家賃を抑えたいなら新潟駅から少し離れるとよいです。私は駅から自転車で15分~20分くらいのところに住んでいますが、家賃2万円台です。ただ、学校から少し遠くなるのと、冬場登校するのが大変です。

あとは騒音が気になるという人は不動産の人に防音がどれくらいなのか聞いてみたり、隣の部屋に行って話してもらうなどしてもらうといいと思います。私はそうやって慎重に選んだので今とても快適に過ごしています。

環境教育科 山田 康生 さん(富山県出身)

中学生の時から生物や環境について学ぶ学校への進学を希望していました。また人前で話す体験もしたかったので環境教育科に入学しました。

●環境教育科の特徴を教えて下さい

体験イベントの企画とサポートを行い、人前で話す経験が積めることです。1年前に比べるとかなり話せるようになりました。

今年はイベントのリーダーとして小学校で生き物観察会を行う予定です。今では人前で話すときにはスイッチが入るようになりました。

●入学前に不安なことはありましたか?

生物に特別詳しくなかったので、周りについていけるか心配でした。でも学校に入って1年間勉強するだけでもかなり分かるようになります。

2年生では植物研究室に所属しています。フィールドに出て一番よく目にするのが植物なので、見ただけで何の種類か分かると自然解説の時にかなり役立つと思います。

●初めての1人暮らしはどうですか?

1人暮らしのいいところは、時間が自由に使えることです。また生き物を飼育している同級生が多いのですが、家族に気を遣わずに気兼ねなく飼育できるのがいいです。僕は今アリを飼育しています。

ただ1人暮らしだと食生活が乱れがちになってしまうので、料理サイトを見て野菜がとれるメニューを考えています。

●植物研究室の合宿について教えて!

12月に植物研究室と林業研究室と合同で屋久島に行ってきました。屋久杉は今まで見た杉の中で一番大きくて、老木なんだけど、古いだけではなく歴史を感じました。

許可がある範囲で植物採集をしましたが、ほとんどが初めて見る植物だったり、図鑑でしか見たことがない植物が見れたりして嬉しかったです。もっと南に行くともっと知らない植物があるんだとワクワクしました。

見たい植物を予習していきましたが、一番見たかったスズコウジュというシソ科の植物(写真)が見つけられてうれしかったです!

環境創生農学科 金田 直樹 さん(青森県出身)

果物が好きで特にリンゴや桃などの樹になる果物が好き。自分でも育てて手入れをしたいです。

●一番楽しかった授業は何ですか

1年生で一番楽しかったのは農業基礎実習です。色んな野菜を少しずつ植えていたので、こんなに量が少なくて大丈夫なのかな?と思いましたが、収穫して並べてみるとたくさん量がとれて見栄えもよくてびっくりしました。

みんなで少しずつ作業を分担して作ったので達成感がありました。特にトマトが好きで大きく実ったトマトをたくさん食べました!

●農業総合研究室の合宿について教えて!

農業総合研究室では、日本生態系実習で北海道に、世界農業遺産実地研修では佐渡に3回行きました。 世界農業遺産実地研修は、世界農業遺産(GIAHS)に日本で最初に選ばれた佐渡ヶ島に行って、佐渡の農業、主に棚田での稲作を1年を通して学ぶ実習です。

単に稲作のやり方を学ぶだけでなく、背景にある佐渡の歴史や文化なども学びました。 その中でも僕が最も印象に残っている尾畑酒造さんについて紹介します。

尾畑酒造さんは、1892年創業の老舗で、「米、水、人、佐渡」の4つをとても大切にし、130年以上に渡って手作りで日本酒を醸してきた酒蔵です。

現在は、酒の材料をall佐渡にする事にこだわっており、加えて廃校になった小学校をリノベーションした新たな酒蔵「学校蔵」で、外国の方々も積極的に受け入れて、酒造り体験を実施しています。

尾畑酒造さんには、地方を盛り上げるヒントや、農作物を高く売るための具体的な例がありました。また、酒を作るだけでなくオシャレなカフェなど新しい事業にも挑戦しており、とても刺激になりました。

●オープンキャンパスに参加せずに入学を決めました!

都合が悪く、オープンキャンパスに参加できなかったのでホームページを参考に学科を決めました。ホームページが充実していて、各学科の授業がすべて載っていたので、自分が学びたい授業をチェックして一番合っていたのが環境創生農学科でした。

オープンキャンパスに来れない人はホームページをしっかり確認するといいですよ。

●新潟での1人暮らしはどうですか?

食事や掃除が大変かと思いましたが、1人分なのでそんなに大変ではなく、楽しい方が大きいです。新潟は冬の天気が悪いのが少し難点ですね。

冬用の長靴はケチらずいいものを買った方がいいですよ。地元の青森に比べると水道管も道もほとんど凍結しないしそれは助かります。

自然環境研究科 山田 優太郎さん (新潟県出身)

田舎で育ち、たくさんの生き物に囲まれて育ちました。もっと生き物について勉強したいと考え本校に入学しました。

●学校の魅力は何ですか?

他の学校にはない魅力として、野外での実習が多く、フィールドワークが多いのが魅力です。

特に好きな実習は動植物生態野外実習で、これまでに興味があまりなかった植物や鳥類に興味が持てました。野外で生き物を見て、帰ってきて図鑑で調べてリストを書く、という一連の流れが新鮮でおもしろかったです。

●J-ecoに決めた理由

自然環境や野生生物について専門的に学べることです。また、自然環境研究科に決めた理由は、3年間ですべての学科の授業の選択ができることと、3年生で選択できる高度専門実習(卒業研究)が魅力でした。自分の地元の水生生物について研究したいと考えています。

●入学前に不安なことはありましたか?

県外からの学生も多いということで、なじめるかが心配でした。実際に話してみると、生き物好き、という共通した話題ががあり、すぐに仲良くなれました。クラスメイトと一緒に生き物を調べたりするのも楽しく、実習の時も話がはずみます。

●水生生物研究室の合宿について教えて!

水生生物研究室の研修で、沖縄に行ってきました!沖縄に生息している水生生物の観察や、ナイトハイク、シーカヤックなどを体験してきました。

印象に残っているのはタイドプール(磯)で海浜生物の観察をしたことです。カラフルな魚や、新潟では見たことがない生き物がたくさんいて興奮しました!地元の子ども達も見に来て、子ども達に解説をしながら生き物を採集したのがいい思い出です。

勉強になったのはガイドさんたちの場の盛り上げ方です。環境教育の要素としてとても勉強になりました。