オープンキャンパス
自然環境保全科Natural Environment Conservation Course
  • HOME
  • 自然環境保全科

生態系や自然環境を守る知識と技術を学ぶ

人間の活動により自然環境が破壊され、多くの動植物が絶滅の危機に直面しています。
自然環境保全科では森林や河川など自然生態系を調査する方法を学び、その現状を把握し、
環境保全に貢献する人材を育成します。

学科の特徴

森林の整備と保全

森林整備と、木材資源の適切な利用を行い、健全な森林を育てます。フィールドはスギ人工林と、多雪地帯で発達する美しいブナ天然林です。

里山環境の保全

里山の環境と動植物を守るために、動植物の調査と里山整備を行います。現在問題となっている鳥獣害の対策実習も行います。

失われた自然環境をとりもどす

本校の弁天橋実習場と、市内の小学校にビオトープ池を復元し、動植物の回復をめざします。ビオトープ池の設計・管理方法を学びます。

野生生物がすむ環境を科学的に知る

ビオトープ池や河川の水質測定を中心とした陸水環境の調査方法を学びます。

カリキュラム

実習ギャラリー

自然環境保全科の特有の授業をピックアップ!

スノービーチプロジェクト

かつて薪炭林(しんたんりん)として利用されていたブナ林の育成、活用、再生を目的とした「スノービーチプロジェクト(=雪国のブナ)」に参加する実習です。地域の天然林の保全や地域活性を狙います。 

保全科研究科

刈り出し (ブナ以外の木を刈る)

ブナの稚樹(ちじゅ) 

みんなで記念撮影! 

刈り出し材の有効活用を考える

初雪の時期(11月中旬) 

ブナの稚樹に目印をつける

環境復元実習

地域の野生生物の生息空間であるビオトープ池の施工と管理を行います。本校の弁天橋実習場のビオトープのほか、市内の小学校へ出張してビオトープの施工・管理のほか、環境教育も行います。 

保全科農学科研究科

レベル測量と地盤整備 

在来植物の種子を植える 

生き物調査 

小学校ビオトープ池の管理

小学生とビオトープ池で自然観察

看板の制作と設置 

取得をめざす資格

★は自然環境保全科特有の資格です
  • ★ビオトープ施工管理士2級
  • ★チェーンソー安全衛生教育
  • ・生物分類技能検定3級、2級
  • ・自然再生士補
  • ・(一社)鳥獣管理技術協会認定プログラム制度
    ※修了者には鳥獣管理士の受験資格が付与される。
  • ・刈払機取扱作業者安全衛生教育
  • ・小型車両系建設機械特別教育
  • ・小型移動式クレーン技能講習
  • ・玉掛け技能講習
  • ・フォークリフト特別教育、技能講習
  • ・環境社会検定(eco検定)
  • ・日商PC検定(文書作成)
  • ・日商PC検定(データ活用)
  • ・ビジネス能力検定

めざす職業

林野庁・林業職職員

農林水産省林野庁所轄の国家公務員(森林官)や、県庁や市役所の林業職職員です。国有林や公有林の保全と管理を行い、森林の多面的機能を引き出し、国民の安全な生活を守ります。

※公務員試験合格が必須です。

環境省レンジャー

日本全国にある国立公園に勤務する国家公務員です。公園内の自然環境保全や絶滅のおそれのある動植物の保護、利用者への環境保護活動の普及を行います。

※公務員試験合格が必須です。

河川工事・土木工事

河川法では河川の治水・利水に加え、「河川環境の整備と保全」が重要視されています。そのため、河川工事や土木工事を行う会社では、自然災害を防ぎ、環境保全も行うという両方を考慮する技術が求められます。

アクティブレンジャー

環境省レンジャーのサポートを行う非常勤の国家公務員です。国立公園のパトロールや調査、保全、来園者への環境教育を行います。各都道府県が独自に設けているレンジャー制度もあります。

※公務員試験の受験は必要ありません。

自然環境保全科に関するトピックス